チャリです。今日は2010年3月13日。もう、どのあたりにいるのかわからないけど、たぶんまだ東駒形。
主幹道路、たぶん三ツ目通りから北へ向かうと、よさげな物件がチラッと見えた。路地に入ってみる。
でも、近づくにつれて、なんだかわからないが悲しい気分に。もっと近くに来て原因がわかった。人の生活している気配が全くないんだ。
表のほうに回ってみる。「サザエさん」の家みたいな、いい感じの建物なのに、完全に廃墟になっている。
こういうのをカントクは「家の屍」と呼んでいる。人が住まなくなった家はすぐに傷んでダメになってしまうのだという。人が誰かしら、何かしらの関わりを持っていないと生きられないように、家っていうのも誰かが住んであげないと、寂しくて悲しくてすぐに死んでしまうのだと言う。
今日は2010年3月13日。カントクと出会ってから一年と223日目。なんだか少しつかれた。続きはまた今度。