今日は、2008年10月28日。
カントクはよく神保町に行く。学生の街なので昼食が安くてうまくて量もあるというのと、いろんなタイプの古本屋が立ち並んでいて、古本屋めぐりをしているだけで楽しいのだと言う。
カントクは、古本屋に行くと自分を読んでほしい、手元に置いてほしい、と言う声が聞こえる時があるのだと言う。
実際、なんだか呼ばれているような気がして入った古本屋で、積み上げられた奥の奥からほとんど手探りで引っ張り出して買った本に、いたく感銘を受けたというようなことがあったらしく、それ以来古本屋を見かけると、必ずと言っていいほど店内を一巡りする。
神保町は古本の街。カントク、はじめのうちはおもしろがっていろんなところに出入していたが、最近はあまりこのあたりをうろつかず、もっぱら千代田区役所の図書館へ行く。
「本がうるさい」のと「人が多い」のが気に入らないのだそうだ。あ~あ。