2010年2月19日金曜日

かろのうろん屋で、まるてんうろんとかしわふたつ食うたげな。

福岡空港は快晴。でも気温は6度って言ったかな、寒い。昨日、東京から大阪に帰り、今日は朝6時半に起きて関空から福岡まで、バスに翼をつけたようなちっこい飛行機で飛んできた。

ひと仕事したら、用意した弁当が足りないと言うので、外へ。駅から歩いていた時、櫛田神社の鳥居が見えたので、同僚においしいよと薦められた「かろのうろん」を探してみることにした。

5分ほどで櫛田神社境内へ。お参りして鶴の井戸で水を飲み、つげの櫛のお守りをひとつ買って出る。ここは昨年来たから勝手はわかっている。

「かろのうろん」外観。看板には「かろのうろん屋のかろに、わくろうが3匹、ふくろうろったげな」とある。店内の冊子を見ると、「ふくろうろったげな」のあとに「ふてえがってぇな」と続くらしく、角のうどん屋の角に、蛙が3匹うずくまっていたそうだ、これはたまげた と言っているらしい。

「うろん」=「うどん」は、上方落語などには時折「けつねうろん」というような言い方が出てくるので知っていて、ギャグのように「けつねうろん食いたい」などと言うこともあるが、日常会話でも店の看板で「うろん屋」と書いてあるのにもお目にかかったことはないなぁ。

こういう色紙をもらった店主はうれしいだろうなぁ。

かあちゃん知っとおや、この店ばい
ろうすコンブで
のれんどおり
うろんのうまかと
ろんより証拠
んと食べやい安かばい


頼んだのは まる天うどん500円。このマル天というのも、関西でも関東でもお目にかからない。もちもちとしておいしい。

「おにぎりちょうだい」と言うと、「はい、かしわね。」とおばちゃん。ひさしぶりこの言葉を聞いた。関西でも年配の人は鶏肉のことを「かしわ」と言うが、鶏肉が入った炊き込みご飯の握り飯。うまそう。
うどんはやわらかいが、コシがないわけではなくダシもおいしい。いいなぁ博多。
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