2011年6月4日土曜日

今日の作品 「チューリップ」 逆レリーフで花びらをふくらませる。

今日の作品はチューリップ。以前に一度彫ったのと同じデザインだけれど、今回は沈め彫りでなく、逆レリーフで彫る。

沈め彫りと全く逆に、ゴムのない真ん中を丸く深く彫り、花びらをふくらませることで、より写実な表現になる。

ノズルも10cmくらい離してゆっくりと円を描くように動かす。

難しいのは、真ん中からゴムの際(キワ)に向かって、ノズルを斜めに当ててなめらかなラインを作ること。右手は円か左右に振る感じ、左手で皿の角度を調整していくのが重要となる。

そして、ゴムを剥がして次を彫るときには、まずその際(キワ)を彫って整えてから真ん中を彫るという、文章で書いただけでは全くわからない彫り方なんである。

今日の作品 「チューリップ」 逆レリーフで花を膨らませて彫る
今日の作品 「チューリップ」 逆レリーフで花を膨らませて彫る posted by (C)カントク

今日の作品 「チューリップ」 花びらがふくらんで見える。
今日の作品 「チューリップ」 花びらがふくらんで見える。 posted by (C)カントク

以前に作った沈め彫りのチューリップはこれ。やっぱり花びらの感じがぜんぜん違うね。

今日の作品 チューリップ
今日の作品 チューリップ posted by (C)カントク



1.葉のひっくり返っているところは丸いところをゴム右のあと、斜めに彫り込む
1.葉のひっくり返っているところは丸いところをゴム右のあと、斜めに彫り込む posted by (C)カントク

2.花びらは真ん中からまっすぐに砂を当ててふくらませたあと、フチを斜めに彫り込む
2.花びらは真ん中からまっすぐに砂を当ててふくらませたあと、フチを斜めに彫り込む posted by (C)カントク

4.真ん中をふくらませ・・・、
4.真ん中をふくらませ・・・、 posted by (C)カントク

5.うん。ちょっとふくらんだ感じになっている。
5.うん。ちょっとふくらんだ感じになっている。 posted by (C)カントク

6.ペンのとこもう少しふくらみをつけなきゃ・・、ゴムを剥いた周りの花びらは、彫った線のキワを少し彫ってから真ん中に砂を当てる。
6.ペンのとこもう少しふくらみをつけなきゃ・・、ゴムを剥いた周りの花びらは、彫った線のキワを少し彫ってから真ん中に砂を当てる。 posted by (C)カントク

7.またゴム剥いてキワ処理して真ん中、フチは斜めに砂入れる。
7.またゴム剥いてキワ処理して真ん中、フチは斜めに砂入れる。 posted by (C)カントク

9.花は最終段階。右端の小さなのは、ノズルを山形に振るように動かす。
9.花は最終段階。右端の小さなのは、ノズルを山形に振るように動かす。 posted by (C)カントク

10.左のは内(上側)をゴム右から斜め、右のはまっすぐ上下にノズルを振る感じで。
10.左のは内(上側)をゴム右から斜め、右のはまっすぐ上下にノズルを振る感じで。 posted by (C)カントク

11.葉はゴム右。茎はまっすぐ。ノズルも近くして・・。ずっと真ん中と斜めだったのでちょっと勘が狂うね。
11.葉はゴム右。茎はまっすぐ。ノズルも近くして・・。ずっと真ん中と斜めだったのでちょっと勘が狂うね。 posted by (C)カントク

12.葉と茎を仕上げていく。
12.葉と茎を仕上げていく。 posted by (C)カントク

13.葉と茎。もう少し。
13.葉と茎。もう少し。 posted by (C)カントク

14.最後の茎が終われば、全体を曇らせて出来上がり!
14.最後の茎が終われば、全体を曇らせて出来上がり! posted by (C)カントク

あぁ、浅草 扇蕎麦の大モリ おいしいなぁ。
あぁ、浅草 扇蕎麦の大モリ おいしいなぁ。 posted by (C)カントク

以前の作品 沈め彫りのチューリップ

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