2008年8月30日土曜日

2008年8月30日 浅草サンバ

友人と一緒に見に行ったのだが、人が多すぎて、こういう車に乗った人しか見えないのだねぇ。

ぐるっと一回りして退散。部屋の台東ケーブルテレビで見てたら大雨になり、雷も・・・。

2008年8月24日日曜日

電話

娘にTV電話をかけた。
和歌山で宴会の真っ最中とのことで、
周りは大変に騒々しく、娘も結構酔っているようだ。

「ちょっと待ってね」と言って、少し場所を移したようだ。

「私、なんか、みんなにお酒強いと思われてるみたいで、
いっぱいすすめられてるねん。どうしたらいい?」と言うので、

「梅酒ロックを飲め。一見強い酒を飲んでいるように見えるから、
他の酒を勧められることもなくなる。
ゆっくりと舐めるように飲んでればいい。」

「そうか、梅酒やったら酔えへんしな。ありがとう。そうするわ。」
「うん」

しばらく他愛のない話をした。
表情の見えるTV電話で、
マイク付きのイヤホンをつけてしゃべっていると、
娘が近くにいるような感覚になってきた。

「お父さん?」
「ん?」
見ると、涙をぬぐっている。

「お父さん、なんで大阪におれへんの?」
それが悲しいのだと、娘は言う。
「あほか」と躱したが、ちと痛かった。

自分も枚方にいて、家にはほとんど帰ってこないのだが、
帰らずとも、家に家族が居るということが、
彼女の心のささえになっていたのだろうということが
わかってしまったからだった。

TV電話でひさしぶりにお互いの顔を見て話したことで、
逆に、離れているということを強烈に意識したのだろう。

しかし、娘よ、それを父に言ってはいけない。
父は今、東京での新しい生活を、
東京での新しい仕事を思いっきり楽しもうとしているのだから、
「東京いいなぁ、私も行きたいなぁ」くらいの言葉に
しておかないと、父の心が弱くなってしまう。

そして、毎日顔を会わしている環境でなく、
東京、枚方、堺にわかれて暮しているからこそ、
お互いをいとおしむことができたのだ。
こういうのを格好いいコトワザか何かで言い表したかったが、
まったく何も思い浮かばなかった・・・。

電話を切ったあと、妻に電話した。
「よかったなぁ、娘に愛されてて。じゃね」
と軽く受け流された。


(監)

2008年8月19日火曜日

何かが足りないような気がしてしょうがない時ってあるよね

今日は2008年8月19日。

カントクは、食材や食器などを並べる水屋がほしいと言って、インターネットでいろいろ検索して、押上あたりにチャンピオンというホームセンターのようなところがあるのを見つけ、休みの日に行ってみることにした。

店の雰囲気は、堺あたりで言うと、コーナンとイズミヤがくっついたようなところで、外は草花から、ペット用品、自転車、服、靴、食品など、生活に必要なものはほとんどここで揃ってしまうかんじだ。

結構広い店内を一通り見て回ってから、組み立て式のステンレスの棚と、特価と書かれている無地のタオルとバスタオルを買った。

カントクって、インターネットショップのショップのコンサルティングみたいな仕事をやっているんだけど、
自分の目で見て、さわって、納得しないと物を買わないタイプなんだね。
で、安物買いの銭失いと・・・イテッ!。

今日は2008年8月19日 カントクと出会ってから19日。

2008年8月17日日曜日

中学からの親友に電話をかけた。



日曜日に、中学校の友人が訪ねてきてくれた。
西船橋に住んで、丸ビルの証券会社に勤めている。

彼は中学一年の終わりごろに転校してきた。
クラスは違ったのだが、妙に気が合い、
家が比較的近いということもあって、
中学時代は登下校もずっと一緒だった。

夏休みに2人で淡路島に行き、1週間ほど
彼の親戚の家や砂浜でごろ寝などして過ごしたこともあった。

高校以降、お互いに進む道は全く違い、
つかず離れず、数年合わないこともたびたびだったけれど、
親友という言葉がぴたりとくる貴重な存在だった。

実は、東京に来ていることを彼に連絡したのは、
前日の土曜だった。
ずっと、連絡しよう、連絡しようと思い、
会いたい気持ちはあったのだが、

どうにも自分の気持ちの中で、
まだ、彼に連絡するわけにいかないのだという、
妙な意地を張っていた。

初めての東京&一人暮らしで、何が必要なのか、
何を揃えればいいのか、皆目わからず、
初日はダンボールを窓に貼って寝た。
風呂用に洗面器は買ったが、イスがなかった。
アイロンはあるがアイロン台はない。
カーテンはどこで売っている?
これは高いのか安いのか?
自転車はどこで売ってるんだろう。
鍋はどれくらいの大きさがいいんだ?
食器はどう洗えばいい?
あれ?ここは何処だ? などなどを
一つずつ自分で解決していかなければならなかった。

でも、それを誰かに教えてもらいたくなかった。
それを、親友に教えてほしくなかった。
そんなことだったような気がする。

そんな東京暮らしも2週間。
ようやく生活にある程度のリズムと、少し余裕も出てきたので、
土曜の夜に連絡をとってみたのだった。

日曜日の朝から彼は来てくれた。
彼は通算で10年くらい東京にいるが、
浅草には初めて来たというので、一緒に浅草寺にお参りし、
餃子屋という店で、餃子と焼きそばと焼飯を分けて食べた。

部屋に戻ってオリンピックの放送を見ながら、
仕事の話、家族の話など、いろんな話をした。
ふと気付くと彼のいびきが聞こえてきた。

「気が置けない」というのはこのことを言うのだろう。
僕もなんだか安心して、一緒にうとうとと眠った。

2008年8月14日木曜日

そろそろ一人暮らしにも慣れてきた感じのカントク

今日は2008年8月9日。

カントクは浅草六区のダイソーで、ガラスコップ、ザル、つゆちょこ、ソバ湯とっくり、竹籠、湯呑を買った。ザル蕎麦をザルに盛りたいと思ったんだね。

国際通りを挟んだ三平ストアで、さっぽろ塩ラーメン、日清焼そばカップ、チャルメラとんこつ、冷凍エピピラフ、にんじん2本、玉ねぎ、ネギ、牛肩ロース薄切り4枚も買い、(ラーメンばっか・・・)

浅草松屋のユニクロでポロシャツを3枚買って家に帰ってきた。

翌10日には、また多慶屋まで走ってレース断熱カーテンとカーテン用の裾直しテープを買ってきた。3日に買ったレースのカーテンは、少し短かったようで、でも今日買った100x190っていうのだと、少し長く、裾を上げないといけないかもしれないのでって、でも結局裾上げはしなくて、カーテンは床に摺ったままで・・・。

その帰りに六区のSEIYUで、カレールーやジャガイモ・・あ、もしかしてカレーを作る気だ。ガムテープ、ラップ、コーヒースプーン、フライパンなんかも買って、えっ?この日までフライパン無しだったの? 片手鍋一個だけ。 へぇ。

14日。浅草のライフで、アクとり、オタマ、フライパン用のヘラ、キッチンスペーサー、流しのぬめり取り
5連フック壁掛け、シチュー鍋。台所系のものも、これで結構充実したのかな。

今日は2008年8月14日 カントクと出会ってから12日目。

2008年8月3日日曜日

上野からアキバ、神田までサイクリングしたよ

今日は2008年8月3日 カントクとボクは、浅草を出て、
神田に向かった。

神田の会社までの道を下調べするのが目的だった。
浅草から神田まで、4~5kmくらいだと知ったカントクは、
会社まで自転車通勤をするつもりだ。

帰り道、石丸電機の看板が見えたので、
そちらのほうへハンドルを切る。
カントクは、神田と秋葉原がこんなに近いことを
知ってびっくりしたようだ。

石丸電機で赤いプレイステーション2を買って、上機嫌のカントク。
サッカーとか、スネークするやつとか、罠をしかけるやつとか、
あと、中世風のなんとかっていうのも好きで、何回もやってるらしい。

ポイントでアンテナ線を買ってから、多慶屋に向かう。
レースの断熱カーテンというのを3セット買う。

プレイステーションだけでもいい加減前カゴからはみ出してるのに、
ハンドルの両脇にカーテンの入った袋をぶら下げて、
ボクたちは浅草まで帰って来た。

さらに100円ショップのシルクで計量カップとザルを買って、
なんだか行商の人みたいになって家に帰ってきた。

まだいろいろと足りないものはあるのだけれど、
この頃は、まず食べて寝て会社に行く、
ということで精一杯だったんだ。
とカントクは言う。

その割にはプレイステーションなんて・・・

今日は2008年8月3日 カントクと出会った翌日。

2008年8月2日土曜日

上野多慶屋で自転車を買う

8月2日 今日こそは自転車を買おうと、愛に教えてもらった上野の多慶屋という店に行くことにした。

浅草から銀座線で上野広小路まで行き、階段を上がると、すぐ多慶屋の看板が見えた。

浅草里見を大きくしたような店、と言ったらいいか、もしくは大阪本町の問屋にもこういう店はあるのだが、街の一角の建物を買い増して店舗にしていったのだろう、1号館から通りを挟んで二号館、少し離れて三号館、といったふうな多慶屋集落とでもいう店群が広がっている。

自転車売り場は、その集落からも少し離れたところにあった。

ざっと見渡して三十から四十台といった品揃えだろうか。店先に特価と書いたプライスが並んでおり、その中にイメージ通りの折りたたみ自転車があった。

乗リ心地も悪くなく、値段も8,980円と安い。まぁ、これで十分だなと思いつつ、一応ざっと見て回ってみようと店内に入る。

店先にあったのと同じタイプのものに19,800円の値がついている。とするとあれはキズ物かと思ったが、こっちには変速ギアがついていた。

ギアがあるに越したことはないが、坂道があるわけでもスピードを出して走らなければならない理由があるわけでもない。

さて、どうしようか。

ボクを手に入れるのに1時間以上も考えていたカントク

2008年8月2日 ボクは、上野多慶屋の店先にいた。

カントクはずらりと並んだ自転車を見回し、ボクを見つけた。
ブレーキを確かめたり、サドルに座ってみたりしていたけど、
店の中に入ってしまった。

店から出てくたカントクは、もと来たほうに歩き出した。
あれ?買ってくれないの?カントク~!

・・・・

カントクが戻ってきたのは、一時間くらいも経ってからだった。
ヤマサの昆布つゆと、乾麺のそば、うどんが入った袋を持っている。
まだ何か考えていそうな感じだったけれど、
ボクを連れて店の中に入って行った。

前カゴとワイヤー鍵も買って、ボクに跨ったカントク。
でも、走り出したとたんに、前輪が変な具合に横向きになって
グラッとバランスを崩した。
前ブレーキが効き過ぎだったのと、
車輪の大きな普通の自転車より、ハンドルが軽いようで、
カントクも何が起こったのかわからず、びっくりしたようだ。

それから上野から浅草まで、10分か15分くらい走った。
途中浅草六区のSEIYUで、煮物やサラダ、ミニトマト、鳥のササミ、
ひき肉、ウィンナー、炭火焼き鳥なんかを買い、
レジ袋をハンドルにぶら下げて帰ってきた。

エレベーターには折りたたんで乗らないといけないかと思ったけど、
対角線上にピッタリと収まった。
折りたたみ自転車だけれど、できれば折りたたみたくない。
折りたたまずに済むならばそれに越したことはない。
とカントクは言う。

今日は2008年8月2日 カントクと出会った日。

2008年8月1日金曜日

入社日に遅刻というしまらない話

2008年8月1日 新しい会社への入社日に、道に迷った。

7月にも、それ以前にも数回来ていて、場所は把握しているつもりだったのに、駅を出た瞬間から、どっちへ行けばいいのかわからなくなった。

今から思えば近いところを歩いていたのだけれど、その時は全く逆方向に進んでいるような気持ちがして、行きつ戻りつし、結局始業時間に間に合わなかった。

ええ歳をして、しまらないことこの上ない。
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