2011年7月10日日曜日

三度目の四万六千日 はじめてのほうずき市

「いえ、ただシロってんで」「なるほど忠四郎か、よい名だ」
「いえ、ただシロってんで」「なるほど忠四郎か、よい名だ」 posted by (C)カントク






東京に来て、もう三年が経とうとしている。

浅草のこの部屋を見つけたのが三年前の今日ということになる。
前職の有給消化で家にいる間、クマを洗ったり、

くまを洗ってあげたんだ 1/6 DSC00358
くまを洗ってあげたんだ 1/6 DSC00358 posted by (C)カントク

ほぼ毎日、堺の大泉緑地で走ったり、登山をしたり、読書をしたりしていた。

1.小笠山 標高29.0M DSC00381
1.小笠山 標高29.0M DSC00381 posted by (C)カントク

4.蟹工船を読んでいたよ DSC00353
4.蟹工船を読んでいたよ DSC00353 posted by (C)カントク

そして、東京で住むところを探しに来て、上野か浅草あたりがいいなと思って、

05.西郷さん DSC00406
05.西郷さん DSC00406 posted by (C)カントク

浅草の川沿いの部屋が気に入って即決した。
それが四万六千日だった。観音様ぁ、ありがとうごぜやした! と言いたくなった日だった。

08.窓から北を見た景色 0009623-5-9
08.窓から北を見た景色 0009623-5-9 posted by (C)カントク

でも、それからの2回のこの日は、大阪に帰っていたりしてタイミングが合わず、
今日、ようやくぶらっと行ってみたわけで。

亀戸のサンドブラストの工房から自転車で帰る途中、ふと思い出して、蔵前神社に行った。

「四万六千日、お暑いさかりでございます。」で始まる落語『元犬』は、私の大好きな落語の一つだ。

シロという毛並みの真っ白な犬が、「お前のような白い犬は、来世は人間になるよ、来世は人間だよ」と言われ、来世でなく、現世でなんとかならないかと、この蔵前神社に願をかける。さて、満願の日、シロは目覚めると自分の体が巨大な毒虫に変身していることに・・・、違うね。うん。

蔵前神社 今日は四万六千日。
蔵前神社 今日は四万六千日。 posted by (C)カントク

白くないのが若干不満だけれど、銅像を作る心意気はいい。

「いえ、ただシロってんで」「なるほど忠四郎か、よい名だ」
「いえ、ただシロってんで」「なるほど忠四郎か、よい名だ」 posted by (C)カントク

境内には力士の寄進による囲いが多い。
境内には力士の寄進による囲いが多い。 posted by (C)カントク

さて、そのまま自転車で浅草寺へ。
表は人でいっぱいなので、裏から境内の裏に自転車を置く。

一鉢2500円というのが決められているらしい。しかし、売り子は「勉強するよ、勉強するよ」と叫んでいる。

歩きながら、みんな、ほうずきを買って何をするのだろう、と、根本的なことを知らずに来ていることに改めて気づき、調べてみた。

「ほおずきを水で鵜呑(うの)みにすると、大人は癪(しゃく)を切り、子どもは虫の気を去る」

ということだそうだが、みんなそんなことしてるのかな・・。

浅草 ほうずき市
浅草 ほうずき市 posted by (C)カントク

ほうずきを売る店がずらっと並んでいる。
ほうずきを売る店がずらっと並んでいる。 posted by (C)カントク

外人もほうずきを売っている。
外人もほうずきを売っている。 posted by (C)カントク

境内裏は、小さな植木や盆栽を売る店が並んでいる。
「今年は店が少ないねぇ」と話している年配の婦人。震災の影響なのかな。

盆栽。この店のはなんだかすごい。
盆栽。この店のはなんだかすごい。 posted by (C)カントク

この小さな鉢の中の大自然。いいなぁ。
この小さな鉢の中の大自然。いいなぁ。 posted by (C)カントク

岩を包みながら力強く根を張る楓。30cmくらいの作品。すごい。
岩を包みながら力強く根を張る楓。30cmくらいの作品。すごい。 posted by (C)カントク

先週Ipodを買ったので、動画も撮ってみる。

浅草寺境内上から


歩きながら。あれ?なんじゃこの横向きは。


スズムシがいい声で鳴いている。つがい2組4匹で1200円と。
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