2008年7月18日金曜日

湧水とすかんぽの山(1/2)

今日は7月18日。大阪の夏は暑い。特に梅雨が明けて天神祭、祇園祭などが行われる頃というのは格別に暑い。

大阪で初めての夏を迎えた社員が、
「カントク、大阪暑いデス。トケます。祇園祭りに行って肩が焦げつきました」
と言ってくるくらい暑い。

7月中は家で過ごしていた。冷房はあまり好きではないので、午後の日差しがたまらなくなる2時、3時あたりまでエアコンをつけるのは我慢する。

でも、暑いとそれだけで体力を消耗したり、ストレスもたまるので、2年ほど前からちょくちょくと、山に行くようになった。単車で30~40分くらい走って、河内長野市にある岩湧山に登る。
新日本百名山の1つ。山頂からは大阪平野、大阪湾を臨むことができる。また山頂付近の約8haは茅場になっており、秋にススキの穂が広がる様は美しく、新河内長野八景に岩湧山頂の花すすきとして登録されている。ここで収穫された茅は文化財建築の修復などに使用されている。  参考:ウィキペディア(Wikipedia)

近くに金剛山という大阪で一番高い山(1,112m)もある。登頂のたびに専用スタンプシートにハンコを押してくれ、その回数によって色の違うバッチをもらえたり(買うのだが)、登頂100回を超えると、山頂の広場の大きな掲示板(記名板)に、登頂回数と氏名を掲載してくれたりする。

毎朝この山に登ってから出勤、もう1万回以上登った(毎日で計算して25年以上?)という猛者もいるほど人気の高い山だ。

でも、私はこっちよりも岩湧のほうに行く。金剛山の登山道というのは、かなり整備されており、登りやすいようにと木で階段が作られているのだけれど、この階段を登っていると、山を登っているという気がしないのだ。

そして、もうひとつ、岩湧山にはその名の通り豊富な湧き水があり、山のいたるところで水が流れているためだろう、山全体が涼しいのだ。

どんなに暑い日でも、湧水のある山腹の休憩所は肌寒く感じるほど。水を沸かしてラーメンなどを作って食べ、ベンチに寝転がっていると、涼しい風が吹き抜け、木がさわさわと揺れる。蜩が鳴き、あたりが薄暗くなるまでそのままうとうとと眠ってしまうことも度々だ。





岩湧山 湧水のある休憩展望台より、河内長野、富田林、堺を望む。(よく見えんが・・)



(続く)
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